Profile
セールスコーチ Chika
銀行員(営業)、アパレル販売員、パーソナルスタイリストを経て、現在はセールスが苦手な1人起業家をサポートする売上アップコーチとして活動中。
銀行の営業時代は、個人顧客から4,000万円の保険契約を頂いたり、アパレル販売員時代は新規顧客から10点以上のまとめ買いや、店舗予算を開店2時間で達成するなど、トップセールスとして活躍。セールスマニュアルの作成も行うなどセールスの教育も行っていた。
セールスへの抵抗感、苦手意識をもち、苦しみながらセールスをしている人が多いことに気づき、「お客様も自分も幸せになるセールス」を伝えることが自分の使命と思い、セールスコーチとして起業。
お客様に喜ばれながら、自然と”欲しい”と言われるセールスや商品作りをクライアントと一緒につくるスタイルでが好評を得ている。
<過去の実績>
~銀行員編~
- 金融商品販売において、リーマンショック前後の経済混乱機にもかかわらずコンスタントに契約を取り、外回りの男性職員を抜き、営業成績はトップ
- 個人のお客様から、4,000万円の保険契約を取り、当時の支店最高額をたたき出す
- 金融商品の売り上げを前年の5倍に伸ばした一員として当時の日経金融新聞に掲載される
- 金融商品担当わずか1年で実績が評価され、支店長から直々に「セールス手法のマニュアルを作成してほしい」と言われ、独自の販売マニュアルを作成
~アパレル販売員編~
- 外資系アパレルブランドで「接客担当」として週3日20時間の勤務の中で 一日の予算を開店から2時間で達成することも珍しくなく、月間の売上は社員を抜き1位になる活躍もしてきた
- 接客術を競う「ロールプレイングコンテスト」では、指導したスタッフが優勝するなど、育成の面でも活躍の場を広げた
- 自分が接客した、*ミステリーショッパーからの採点が平均80点取れば良しとされるところ、前代未聞の100点満点評価(※お客様に扮して来店し、スタッフの接客を評価するプロ)
<起業するまでのストーリー>
【20代で銀行員に。セールスの楽しさを学ぶ】
私が初めてセールスをしたのは、20代で就職した銀行でした。
北海道の地方銀行で、後方事務、窓口業務を経て
各種保険、投資信託のセールスを任されました。
当時の世の中は、リーマンショックのあった経済が混乱していた時期。
右も左もわからず、とりあえず商品の説明をして
「申し込みしますか?」と聞いては断られ続ける毎日・・・
窓口と電話での勧誘を続けるも、なかなか契約に至らず、
上司からはプレッシャーをかけられ、会社に行くこと自体が憂鬱になり、
泣きながら出勤したことも。
契約が取れないことで、ストレスは限界にまで達していました。
そんなある時、営業成績の良い先輩に
「どうしたらそんなに契約とれるんですか?」
と聞いた答えが私のセールスへの概念を覆すことになります。
それは、
「お客様の話をとにかく聞くこと。そして最後、決まりそうになったら
お客様からわざと離れる。お客様に一人で考える時間を作ってあげること」
という言葉でした。
それまで、「契約を取らなきゃ!」「売らなきゃ!」
と考えて必死にセールスをしていた私は目からウロコでした。
ろくにお客様のことを知ろうともせずに、商品のことばかり説明し、
大切なお客様の財産を左右するのにも関わらず、
自分都合で契約を取ることばかり考えていた。
そのやり方が売れない理由なのだと気づきました。
そこから、自分のセールス手法を見直し、
とにかくお客様の目線に立つこと、話を聞くこと、
自分や会社都合で契約を取りにいかないことを徹底して心がけました。
その結果、契約件数はコンスタントに上がり
営業成績は外回りをしている男性職員を抜き、トップに。
個人のお客様から4,000万円の保険契約を取ることもできました。
そしてなにより「あなただから契約するのよ」という言葉や
「いい商品を教えてくれてありがとう」
というお客様の声を頂けたことが自信につながっていきました。
そして、金融商品の販売額を前年の5倍に
引き伸ばした一員として
当時の日経金融新聞に取材されました。
結婚を機に退職する際には、支店長からの依頼で「販売マニュアル」を作成。
この経験で、いかにお客様主体のセールスが大切かということを学びました。
【25歳で結婚、出産】
銀行員の仕事に誇りを持っていたものの、
「女たるもの安定した職業の旦那様と結婚して子供を持ってこそ幸せ」
という価値観の中で育ってきた私は、
結婚を機にあっさり職を手放します。
専業主婦という道を選び、日々夫と子供のために時間を費やす日々・・。
もともと仕事が大好きだった私は、日がたつにつれ
「自分のやりたいことって一体何なんだろう?」
「このまま夫だけの収入に頼って本当に大丈夫なのだろうか?」
という疑問がわいてきました。
そして、いてもたってもいられなくなりパートで働き始めます。
【初めてのファッション業界での仕事】
子どもが幼稚園に上がったタイミングで、
たまたま自分の好きだったアパレルブランドが求人を出しており、
勤務条件も生活スタイルに合っていたのですぐに応募しました。
やってみると、お客様との会話がなによりも大切だということがすぐにわかりました。
洋服の知識や、流行や、センスよりも、
お客様がどうしてこのお店に来たのか、どんなお洋服を必要としているのか、
さらにはご家族のこと、ご趣味など、
深く会話することが結果として販売につながるのだということ。
仕事を通して、たくさんのお客様の笑顔に出会いました。
中には、「今まで辛いことが多かったけど、今日ここにきて明日から前を向いて生きていけそう」
とお話してくださる方もいました。
ファッションというのは、ただ見た目を変えるだけでなく、
人生そのものを変える力があるのだな、と実感した瞬間でした。
週20時間という勤務時間の中で、
3年間で延べ2000人以上のお客様と接し
1日の予算を一人で達成させたり、
新規のお客様に10点以上のまとめ買いをしていただくなど
セールスでは、社員を抜きトップになりました。
パートでもこれだけやりがいのある仕事ができるんだ!という自信がつきました。
ですがそれと同時に、
「こんなに働いているのに、これしか給料もらえないのか・・」
という落胆の思いも感じていました。
【パーソナルスタイリストとしての起業】
実績を重ねるほど、期待も大きくなり契約時間以上のシフトが入ったり、
家族との時間も減り、疲労がたまっていきました。
好きなことをしているのに、疲れていてお客様に対して、
ベストな状態で接客ができなかったり、
スタッフ間でのストレスがたまっていきました。
そして何より、仕事に見合ったお給料がもらえていない
ということへのストレスも大きくなりました。
それは夫の扶養内で働いていたため時給をこれ以上、
上げることが出来ないという理由でした。
「もっと、お客様一人一人に対してじっくり向き合いたい。」
「余計なストレスは感じずに、好きなことを追求したい。」
「自分の時間で仕事がしたい」
「お小遣い稼ぎではなく、ちゃんとしたビジネスがしたい」
という思いが強くなり、
個人のお客様へのサービスを提供する、パーソナルスタイリストとして起業。
起業してわずか2ヵ月で、10件以上のご依頼をいただき、
お買い物同行、クローゼット診断を主に行いました。
プロのカメラマンや、元国際線CA、お料理教室の先生、主婦・・
様々な方からご依頼がありました。
【結婚10年目、不測の事態で人生どん底に】
安定した大企業に勤める夫と結婚10年目。
不測の事態が起きます。
離婚話の浮上。
もともと、自由気ままに生きている夫に
我慢することが多かったのですが
給料が安定していたため、
何も言わずに堪えていました。
ですが、時がたつにつれ家庭内で私からは笑顔が消えていき、
「こんな生活いつまで続くんだろう」という思いが強くなり、
夫にも子どもにも常にイライラする状態が続きました。
子どものことを一番に考え、我慢を続けていましたが
決定的な問題をきっかけに離婚を決意。(現在協議中)
より一層本格的にビジネスを始めることになります。
【セールスコーチとしての起業】
シングルマザーになることを決意し、一番初めに考えたのは
日々の生活費もさることながら、今後稼ぎ続けられる力を身につけなければいけない
ということでした。
離婚でなくとも、夫が急に明日死ぬかもしれない。
自分が大企業で勤めていても、急に倒産するかもしれない。
どんな状況でも、リスクがある。
それなら、きちんとビジネスを学んで
どんな状況でも自立して稼ぐ力が必要です。
そして、私にできることは何かを真剣に考えた結果、
銀行員や、アパレル販売員として
お客様に向き合いセールスしてきた経験や、そこで得た知識を
もとにビジネスをすることだと確信しました。
起業する女性が増えてきましたが、
そのほとんどが、セールスすることへ抵抗を感じていたり、
罪悪感を持っているということが分かりました。
本来セールスとは
商品を通してお客様も自分も「WIN WIN」になることです。
セールスをすることが、苦痛に感じてしまい
せっかく良い商品を持っているのにもかかわらず
起業そのものを諦めるなんてことはしてほしくない!
ビジネスを成功させて、自分自身の人生を
金銭的にも時間的にも精神的にも
豊かに過ごす女性の味方になりたい!と
強く思うようになりました。
それまで、主に対面での仕事を続けてきて培った
「お客様の人生に寄り添ったサービスの提供」をベースにすれば
そんな女性のサポートができると考えました。
【どんな過去でも、これから人生は楽しく作っていける!】
小手先だけのテクニックや、流行りのビジネスではなく
お客様に寄り添うサービス、
「セールスの本質は何か」を伝えていくことこそが
私のミッションだと強く思っています。
紆余曲折あった私の人生ですが、
セールスの本質を身につけ、
対面でお客様と密接な関係を築くことが
出来た経験があったからこそ
どんな分野でも成果を出してこれたと思っています。
その本質を教えてくれた銀行員時代の先輩には
頭が上がりません。
起業という働き方が一般的になりつつある現代で
よい商品を持っている女性起業家はたくさんいると
感じています。
そんな熱い想いを持っている
女性起業家の皆さんと一緒に
筋の通ったビジネスをしっかりと
作っていきたいと思っています。
自分の人生は自分で
自由に作っていけます。
一人の女性として
仕事もプライベートも楽しんで
生きていくお手伝いをしたいと本気で思っています!
人生いろいろありますけどね。
一緒に頑張っていきましょう!
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
ご質問、ご感想等ありましたらお気軽にメッセージから送ってくださいね。